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不動産Q&A集

不動産の買換えをするときの注意点を教えて下さい。

今住んでいる住宅を売却して新たに住宅を購入する場合、新規物件の購入を先にしてしまうと、手持ちの物件が売れないときは、非常に困ることになります。そこで、以下のことに注意して下さい。

(1) まず、今住んでいる住宅を先に売ってから、新規の物件を購入する。
手持ち物件の売却契約→売却代金の受領→新規物件の購入契約



(2) または、買換え条項といわれる特約付の売買契約をする。
特約の内容:新規の物件の購入にあたり「手持ちの物件の売却が平成○○年○月○日までに、金○○万円以上で売却できなかったとき、または、売却代金の受領が出来なかった場合には契約を白紙にする。」という特約をつけておくことが大切です。

買換え条項特約付新規物件購入契約→手持ち物件売却契約→売却代金の受領→購入代金の支払い



(3)もし、宅建業者と売主との話し合いがつけば、宅建業者に手持ちの下取りをしてもらうのも良い方法です。その際は、必ず契約書に下取り価格を明記することが必要です。
手持ち物件下取り付の新規物件購入契約→物件の引渡し(同時)